もう迷わない!「やりたいことがわからない」あなたへ オススメ書籍3選

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ビジネス

もう送らなくていいかなと思って出さなかった人から年賀状届きがち。
HSPワーママのおみこです。
4歳の男の子を育てています。

今の仕事をこのまま続けていても良いのかな。
自分がやりたいことって何だったっけ。
心から楽しいと思える仕事に就きたい。

そんなことを考えたことはないでしょうか。
多くの人が一日の時間の大半を”仕事”に費やしています。
“本当にやりたいこと”が”仕事”になるのなら、毎日を楽しく過ごすことができそうですよね。

しかし、本当にやりたいことを仕事にできている人はどれだけ存在しているのでしょうか。
そもそも自分が仕事として本当にやりたいことが一体何なのか、わからずに二の足を踏んでいる方も多いのでは。

私は新卒で就職した会社に10年以上勤めていますが、就職活動中にも転職を考えていたときにも自分のやりたいことがわからなかったため、
とりあえず待遇の良い職場で
お給料もそこそこもらえて
自分にできそうな業務内容であればいいかな

くらいの気持ちで職探しを行っていました。


実際に趣味や好きなことはあれど、それを仕事にできるだけのスキルや覚悟もなかったため、好きな気持ちに蓋をしたと言った方がいいかもしれません。

今回はそんな、「やりたいことがわからない」「やりたいことから目を背けてしまった」方に1度読んでみていただきたきたい本を3冊、感想を交えながらご紹介したいと思います。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

【この本がおすすめな方】
就職活動中、もしくは転職活動中の方
□ 今の仕事をこのまま続けても良いのだろうかと思う。
□ とにかく「やりたいこと」がない。わからない。

著者の体験をもとに、とてもわかりやすく自己理解について記述されています。
「やりたいことなんてない」と思っている人にだって必ずやりたいことはある。ただ「やりたいこと」の正しい見つけ方を知らないだけだと著者は言っています。

著者が編み出した自己理解メソッドをもとにワークを行っていき、自分の価値観や好きなことを棚卸ししていくような内容になっています。

自己理解メソッドのための3本柱

やりたいこと探しを終わらせるには自己理解メソッドの3本柱を組み合わせ、公式を活用する必要があると著者は述べています。
3本柱とは

  • 好きなこと(情熱)
    自分の情熱がある分野のこと。
  • 得意なこと(才能)
    自然と人よりもうまくできて、やっていて苦なく心地よいこと
  • 大事なこと(価値観)
    何のために生きるかという人生の目的

以上の3つ。
この3本柱を組み合わせると、自ずと「本当にやりたいこと」が見えてきます。

書籍の中では自分にとっての3本柱が何なのかを明らかにするため、様々なワークを行います。
結構頭と精神力を使うので大変ですが、「自分ってそうだったんだ!」「やっぱりこういう仕事が向いているんだな」などのような発見があり、ワークのやりがいがあります。


そして興味深かったのが、実は私2年前に1度目を、そしてつい最近2度目のワークを一通り行いました。
2年前にやったことなどすっかり忘れて再度やってみたのですが、「好きなこと」や「得意なこと」は経験値によって変わっていくので2年前に比べ少しづつ変化していました。
しかしそれに対して「大事なこと」にはほぼ変化がなかったのです。
書籍の中で著者は「働き方を決める上で最も重要なのが『大事なこと(価値観)』」だと述べています。
「人生の目的」とも記述されているので、やはりこの部分はそうそう変わるものではないんだなと思いましたし、自分の人生や働くことの目的を再確認できたことは、とても大きな収穫となりました。

本当にやりたいこと探し 2つの公式

公式① 好きなこと×得意なこと=やりたいこと
公式② 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと

公式①の「やりたいこと」を仕事にするだけでもある程度夢中にはなれそうですが、「大事なこと」が抜けてしまうということは「何のために働くのか」が不明瞭なまま仕事をしていくことになってしまいます。
やりたいことをできていても、人生の目的がはっきりしないまま仕事を行っているので、途中で「本当にこの仕事をしたかったんだっけ…?」となってしまうのだそう。
公式②が完成すれば、ブレることのない仕事の目的、ひいては人生の目的が明らかになります。

著者の言う好きなこと、得意なこと、大事なことが明らかになっていれば就活中の資料作成や面接の際にも受け答えに困ることがなくなると言います。
私は就活で苦労した方なので、当時この本に出会えていたらなぁと思いました^^;

今の仕事をこのまま続けて良いのだろうか。
「何か」をやりたいけどその「何か」がわからない。

そういった方のモヤモヤを紐解き、明らかにしてくれる本です。

小さく始めて夢をかなえる!「女性ひとり起業」スタートBOOK

【この本がおすすめな方】
□ 起業を視野に入れている
□ 好きなことを仕事にできたのに違和感を感じる。長続きしない。
□ とにかく好きなことで楽しく働きたい

タイトルを見て戻るボタンを押しかけている男性の皆様、ちょっとお待ちください✋
こちらの書籍は起業を目指したい女性へ向けて書かれた本にはなりますが、「本当に好きなこと」「人よりもできること」を仕事にするための自己分析について、大変細かに記されています。
個人的には起業を目指していなくても男性であっても、「やりたいことがわからない」と思っている方であれば、一読の価値はあるのではないかと思います。

外発的・内発的動機付けと4つの分野

著者は起業を成功させるカギは「好きなこと」を仕事にすることだと断言しています。
これは起業に関わらず、就職活動や転職活動にも同様のことが言えそうです。
書籍の中では「好きなこと」というふんわりとしたものを、その人のモチベーションに着目しながら紐解いていきます。

モチベーションには外発的動機付け内発的動機付けの2つがあります。

  • 外発的動機付け
    「良い点をとったから何か買ってあげる」「お手伝いをしたら小遣いをあげる」など
  • 内発的動機付け
    「興味のある本を読む」「家族の役に立ちたいからお手伝いをする」など

以上を読んでみて、仕事に必要なモチベーションはどちらだと思いますか?
言うまでもなく、内発的動機付けですよね。
内発的動機付けと一口に言っても、人によってどんな分野に興味があるのか、喜びややりがいを感じるのかは様々です。
そこで書籍の中では、仕事の内容を下記の4つの分野に分けて考えています。

  • 教え系…知識や技術を伝えることで人を成長させる
    例)先生、講師、アドバイザーなど
  • 癒す系…専門的知識を使って負の状態にある心身を回復させる
    例)医療従事者、カウンラー、セラピストなど
  • 作る系…モノ作りを通して人に喜ばれる
    例)イラストレーター、ライター、職人など
  • ワザ系…専門的技術の提供により人に喜ばれる
    例)フォトグラファー、家事代行、演奏家など

自分がどの分野であればモチベーションを持続しながら成功に近づけるのか、ワークを行いながら紐解いていくのですが、このワークがまた興味深かったです。
用意された24問の質問に答えながら”現在の自分”と”子どもの頃の自分(小学生くらい)”の両方にに点数をつけていき、それを比べていきます。


”現在の自分”が高得点である分野は、経験値が増えたことや興味が広がったことにより「できるようになった」分野ですが、“子どもの頃の自分”が高得点を上げている分野はもともと「できちゃう」分野なのだそう。
それこそが無理なく楽しくできる分野になるので、仕事の分野を決める判断基準にすると良いそうです。

自分を知るための3つのステージ

4つの分野の中からモチベーションが持続できそうな職業分野が定まったら、次は「何に興味があるのか」「どんな能力があるのか」「活用できる資源はないか」を考えていきます。

自分を知るためには過去の自分を分析していくのですが、可能であれば数人で一緒にシェアしながら行うのが理想的なようです。
過去を振り返るワークは3つのステージに分かれています。

  • ステージ1 家族や家庭環境
    家族の性格や職業、生い立ち、思い出やかけられた言葉を思い出し、どんな影響を受けたか振り返ります。
  • ステージ2 小学生から大学生まで
    学生時代に打ち込んだこと、興味を持ったこと、将来の夢、憧れた人などを思い出し、「好きなこと」や「自分らしさ」を振り返ります。
  • ステージ3 社会に出てから現在まで
    社会人になって経験した仕事、達成したこと、学んだこと、そしてプライベートな出来事や趣味、友人関係などを思い出し、自分にできることや「人生資源」を振り返ります。

丁寧に過去の自分を振り返ることにより、仕事をする上で大切な興味関心・価値観・職業観が浮き彫りにします。
そしてここで明らかになった興味関心・価値観・職業観と、先に明らかにしてある仕事の分野を組み合わせることで、モチベーションが尽きることのない、本当に好きな仕事にたどり着けるのです。

実際にこのワークを一通りやってみて、ここまで深く自分の半生を振り返ったことがなかったので、大変骨が折れました(汗)
思い出して楽しいこともあれば、正直あまり思い出したくないな…ということも。。
ですが、このワークのおかげで自分の興味の移り変わりや価値観、影響を受けた事柄、好きなことの根源が再確認でき、大変有意義だったと感じています。

付録のQRコードが超優秀!

大変秀逸なのが付録のワークシートです!
上記のワークに必要なフォーマットは巻末のQRコードから入手できますし、点数化が必要なワークは自動で計算してくれる優秀っぷり。
本に書き込むのは抵抗があるけど、自分でシートを作成するのは(手書きであっても)面倒…という方。
ご安心ください!巻末付録がいい仕事してます✨

かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方

【この本がおすすめな方】
□ 自分には得意なことが何もないと思う
□ 色々なことに挑戦してみるものの、中途半端になってしまう
□ 夢や目標を人に言うことに抵抗がある

先にご紹介した2冊はどちらかというと万人向けなのに対し、こちらは「かくれ繊細さん」、いわゆるHSS型HSPの方を対象に書かれている本になります。
「HSP」が「人一倍敏感な人」というのは近年広く知られるようになりましたが、「HSS型HSP」はHSPの中でも共感能力が高く繊細で傷つきやすい側面を、外向性、社交性、積極性、好奇心旺盛さという別の側面によって表面化しないようにカバーしている人たちのことを指します。

「やりたいことを明確化するために読む本」というよりは、「やりたいことを明確化するのを邪魔しているマインドをとっぱらうための手段が得られる本」という印象です。

「自分はHSPじゃないから…」と思っている場合でも、意外とHSS型HSPに当てはまる場合があります。
下記の“かくれ繊細さんの特徴”がご自身に当てはまらないかチェックしてみてください。

■周りの期待に応えたい
■誰かに喜んでもらえるなら、自分の気持ちは抑え込む
■9の長所より1の短所にクヨクヨしやすい
■現状に満足してはいけないと自分を否定し、はっぱをかける
■自己卑下し、不安を感じやすい
■疲れやすく、周りにペースを合わせられない
■疲れても踏ん張ってしまう
■時々猛烈に休みたくなる
■中途半端な人を見るとイライラする
■猛烈に自信のある分野がある
■本当の自分と周りから見た自分の印象にギャップがある(そんな自分は変なんじゃないかと思っている)

HSS型HSP専門心理カウンセラーでもある著者によると、かくれ繊細さんが「やりたいこと」がわからなくなっている理由は大きく分けて2つ。
1つは自分の特性の一部をないことにしようとしていること。
もう1つは不安をそのままにしていることだそうです。
この2大理由がかくれ繊細さんたちの「やりたいこと」を見えずらくしてしまっているわけですが、その中でもやりたいことで悩んでいる状態は8つのフェーズに分けられるのだと著者は言います。

【かくれ繊細さんの”やりたいこと”に関する悩み8つのフェーズ】

  • フェーズ1 いい人になっているフェーズ
  • フェーズ2 思考で答えを導き出しているフェーズ
  • フェーズ3 善良なところ・弱いところを受け入れないフェーズ
  • フェーズ4 期待に応えるために自滅するフェーズ
  • フェーズ5 頑張り続ける未来に疲弊するフェーズ
  • フェーズ6 自信を持てないで自滅するフェーズ
  • フェーズ7 失敗で終了するフェーズ
  • フェーズ8 いつか必ずやり遂げると思うフェーズ

複数のフェーズに少しずつ当てはまる場合もあり、仕事における「やりたいこと」はフェーズ5でも、副業における「やりたいこと」はフェーズ7だったりと、人によってフェーズの組み合わせやパターンは異なります。
そしてそれぞれのフェーズに対してワークが用意されています。

例えば、私は完全にフェーズ2の「思考で答えを導き出しているフェーズ」なのですが、フェーズ2の人は自分の直感を信じることに警戒心を持っており、「考える」ことに重きを置いている傾向があります。
元々感受性が強すぎるために体で感じることに対してバリアを張り続けてきた人たちらしいのですが、そうすると本来体で感じた方が良い感覚まで受け取れなくなってしまっているため、「やりたいこと」に関するアンテナまでも鈍くなってしまっているのだそうです。

これを解決するために、本の中では本来の体の感覚を取り戻すワークが紹介されています。
瞑想に近いような感じで、私は心地よい幸福感に包まれるのを感じました🥰
ただ、ワーク中に「うまくいってしまったらどうしよう」「早く効果を出さないと」「こんなこと意味あるのかな」など抵抗を感じてしまい、うまくいかないのもこのフェーズ2の人の特徴なようです。
そんな時の対処法も記されているので、もし心当たりがある方にはやってみていただきたいなと思います。

かくれ繊細さんの天職とは何かという問いに対して、「この問いは簡単ではないし、一生かけて取り組むことになるだろう。いずれにしても重要なのは、深く考えることによって、魂を満たすということだ」と本の中で表現されています。
それがわからないから困ってるの…!というのが本音ではありますが^^; かくれ繊細さんが天職探しをするための手助けをしてくれる本だと感じています。

他にも「1人反省会」をやめるためのヒントや、心の負荷を下げる方法など、やりたいこと云々に関係なく、かくれ繊細さんが生きやすくなるヒントが満載。
ご自身の敏感さで生きづらさを感じている方には、ぜひご一読いただきたいと思います。

まとめ

今回は「やりたいことがわからない」という方へ向けて、様々な観点からおすすめの書籍を3冊ご紹介しました。

1,世界一やさしい「やりたこと」の見つけ方
□ 就職活動中、もしくは転職活動中の方
□ 今の仕事をこのまま続けても良いのだろうかと思う。
□ とにかく「やりたいこと」がない。わからない。

2,小さく始めて夢をかなえる!「女性ひとり起業」スタートBOOK
□ 起業を視野に入れている
□ 好きなことを仕事にできたのに違和感を感じる。長続きしない。
□ とにかく好きなことで楽しく働きたい

3,かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方
□ 自分には得意なことが何もないと思う
□ 色々なことに挑戦してみるものの、中途半端になってしまう
□ 夢や目標を人に言うことに抵抗がある

書籍によって「やりたいこと」の見つけ方は様々なやり方がありましたが、本質的にはどれも言っていることは同じ。
それは「やりたいことは、既にあなたの中にある」ということです。
ただ、様々な経験や価値観、周りからの情報が複雑に絡み合ってしまっているからこそ、改めて「やりたいこと」を自分の中から取り出すのは難しいんですよね。


本当にやりたいことを見つけるには、それなりに社会経験を積んでいる方であれば自分探しの旅に出たりまったくの新しいチャレンジをする必要はないのです。
自分の棚卸しを、自分に合った方法でやれば良いのです。
何かをしたいけど、その「何か」がわからない。好きなことがわからない。
今回の記事がそんな方の助けになれば嬉しく思います。

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