【登園しぶり】休みたいと言われたら?元HSC/現HSPママが考える対処法と注意点

【景品表示法に基づく表記】
本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

【景品表示法に基づく表記】
本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

HSP・HSC

こんにちは!HSPワーママのおみこです。

ワーママ、パパの皆様、お子さんが登園・登校しぶりをする時はどうされていますか?

「こんなに泣いているのに登園させるのは可哀想かな?」
「園で嫌なことがあったのかも」
「一度休ませて休み癖がついてしまったら大変」

忙しい朝の時間帯に様々な思いが巡ることと思います。特に共働き家庭ともなると、休ませてあげたくても親が休めない!という日の方が多いですよね。
我が子も繊細ちゃんなので、登園しぶりにはしばしば悩まされています。
そして私自身もHSPであり、子供の頃はHSCでしたので、子供の気持ちが痛いほどわかる‥!😭

泣いて嫌がる子供を園に預けるのは本当に心が痛みます‥
が、少し前まで日曜夕方は大泣きで「明日お休みしたい〜!」と言っていた息子が、様々な工夫を経てニコニコで登園できるようになってきたのです!

そこで今回は、毎朝子供の登園しぶりが辛いママやパパへ、
元HSC/現HSPである私の経験や、繊細息子とのやりとりから見る登園しぶりの原因、効果的だった対処法などを紹介していきます。

HSC/HSPという観点から主に綴っていきますが、非HSCのお子さんに当てはまることもあると思いますので、お子さんの登園しぶりに悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください😊

登園しぶりの原因は?

これを書いたら怒られそうですが‥登園しぶりの原因は子供によって異なり、これ!と特定できるものではありません。
ただ、お子さんが登園を嫌がっている限り、何かしらの原因があるのは確かです。

わかりやすいのが、

  • 意地悪をする子がいる
  • 苦手な先生がいる

などですが、大人から見たら「え、そんなことで!?」と思ってしまうようなことが原因だったりもします。

私も登園したくなくて毎朝お腹痛い🥺と言っていたタイプですが、登園したくなかった原因は

  • 園でよくやるゲームが苦手だった(瞬間的にペアを作らなければならず、誰ともペアになれなかったら‥と不安だった)
  • わんぱくな男の子たちとどう接したら良いかわからなかった(女きょうだいしかいなかったため)
  • ただただ母と一緒にいたかった(超絶甘えん坊)

だったと記憶しています。

今思えば、子供だらけの騒がしい環境にいることで知らず知らずのうちに疲れてしまっていたような気もします。

母にはそんなことで?と思われていたと思いますが、本人にとっては本当に苦痛で、一時期は幼稚園にいるときはお弁当も喉を通らないほどになってしまいました😭

息子の場合、どうして行きたくないの?と聞くと「ママがいい!」「お腹いたい‥」「お休みがいい」と言っていて、今のところ保育園が嫌というよりは、おうちにいた方が楽だしママに甘えられるし好きに過ごせて最高〜!という感じなのかな?と思っています。
家やママが好き過ぎる、集団生活に疲れてしまうんだと思います。

本当のところは本人にしかわかりませんが、息子の場合はお友達がどうこうの外敵要因というよりは本人の気持ちによるところ(内的要因)が大きい気がしています。

原因の探り方

気をつけたいのが登園しぶりの原因の探り方です。
子供、特にHSCちゃんは行きたくない原因がわかっていてもうまく伝えられなかったり、自分でも原因がよくわかっていない場合があります。

ですが、探り過ぎは要注意!

自分でも原因がよくわかっていないのに大人があれこれ詮索し過ぎると、子供は「何か大人が納得するようや理由を言わないと」と思ってしまうことがあります。

私も母や先生にどうして行きたくないの?と聞かれ過ぎて、意地悪されていたわけではないのに「○○くんが蹴ってくるから‥」と答えてしまった記憶があります。
(○○くん、ごめんなさい🙏)

息子も、先生に「誰かが意地悪するの?」と聞かれて「うん」と答えたらしいのですが、どの子が意地悪するのかを聞き、先生が順番にお友達の名前を挙げていってもその子!という決定的なものはなかったらしいです。
真相は息子にしかわかりませんが、特に理由思い浮かばないけど先生がそう言ってるしそういうことにしとこうかな、と思ってしまったんではないなと私は思っています😅

そしてHSCの場合、感じていることをそのまま伝えられたとしても普段から周りの人に「気にしすぎ」「ほかの子はそんなこと言わないのに」「おかしな子ね」などと言われ続けている場合も多く、感じていることを素直に言えなくなっている場合もあるようです。

原因の探り方は本当に難しいですが、保護者は普段から子供の様子や言動をさりげなく(でも確実に)チェックし、園の先生としっかり連携を取れるようにしておきましょう。

そして大人からしたら「気にしすぎ」「そんなことで?」と思ってしまうようなことでも、本人からすればとても大きな問題であることも多いです。
日頃から子どもの言うことには何でも耳を傾けるようにして、「ママ・パパは自分の話をしっかり聞いてくれる、信じてくれる」という親子間の信頼の土台を作っておくのが大切だと思います。

具体的な対処法

原因がわかって対処ができる場合は、可能な限り早急に対応してあげることが重要になります。

ですが、原因は何となくわかってきたけどどうしようもない場合や、全然わからない!という場合もあると思います。

そんな時にどう対抗したら良いのか、私もまだまだ試行錯誤しているところですが、効果があったことや元HSCとして大切だと思っていることをお伝えしていきますね。

対処法① 行きたくない気持ちを受け止める

朝から(時には前日から)子供の「行きたくない〜😭」が発動すると、親も辛いですよね。。
ついつい「いいから早く着替えて!ごはん食べて!」と言ってしまいたくなるところですが、そこは一旦ぐっとこらえてみてください。
そしてまずは子供の行きたくない気持ちを受け止めて、その気持ちを良い悪いのレッテルを貼ることなく「そうか〜行きたくないんだね」とありのまま受け止めてみてください。

私が子供の頃、登園しぶりでわんわん泣いていた時に母を困らせていることは子供ながらにわかっていました。
そして今もちょっと根に持っているのですが(笑)、毎日泣いてばかりいる私を見かねた父には「泣いてばかりいられるとこっちまで嫌な気分になるから泣くんじゃない」と言われました。

‥確かにそうなんですけどね。(相手は子供ぞ!)

これを言われてから、私は「嫌なことがあってもお父さんとお母さんに言ってはいけないんだ。泣くのは良くないことなんだ」と思うようになり、そこから悩みなどがあっても親に気づかれないように振る舞っていた節があります。

HSCちゃんは特に、親の顔色や心模様に敏感だと言います。
親に嫌がられるようなことはしないようにしないと!という思いが強いために、悩みがあっても隠すようになり、それが更なるストレスになったりトラブルに繋がることもあるようです。

そしてHSP、HSCが病気や障害ではないことは広く知られてきていますが、生来のものゆえ、生育環境によってその気質がどう受け止められてきたかで、その後の生きやすさ、生きにくさは大きく変わってくるといいます。

子供に泣きながら訴えられるのは親にとって辛いことですが、どうにかしようとせずまずは受け止めることを大切にしてみてください。
それだけで子供は安心してネガティブなことでもママやパパは受け止めてくれる!と感じられると思います。

対処法② 共感する

行きたくない気持ちを受容してあげたら、次はぜひ共感してあげてください。
Twitterで有名な現役男性保育士のてぃ先生も、子どもが登園を拒否した際には、まず共感するのが大事だと言っています。

「そうだよね、行きたくないよね」と言うだけでも十分ですが、「ママもお仕事行きたくないときあるよ」など、子どもから見て何でもできるように見える大人でも同じようなときがあることを伝えてあげると良いみたいです。

HSC、非HSCに関わらず、子どもの登園しぶりについてはてぃ先生のこちらの動画がとても参考になります!
お困りの方はぜひ一度見てみてください。

対処法③ ワクワクの種を見つける

受容と共感で子供の気持ちが落ち着いてきたところで、子供が幼稚園や保育園に行くのが楽しみになるような声掛けをしていくと効果的だと感じています。
先にご紹介したてぃ先生の動画内でも言及していますが、子供の「行きたくない!」の気持ちに受容や共感を示さないまま「でも今日こんな楽しいことがあるんだって!お友達みんな待ってるよ」など、楽しい要素を伝えても、子供は「嫌だって言ってるじゃん!」と余計に反発してしまいます。
くれぐれも順番は間違えないようご注意ください><

息子に効果のあった方法をいくつかご紹介しますね♪

好きなキャラクターグッズ作戦

息子は最近某電気ネズミ系モンスターにはまっており、それ系のグッズを見つけると目を輝かせて喜びます。
値段のはるものは頻繁には買い与えられませんが、ポケットティッシュくらいなら買ってあげられます。息子に某電気ネズミのポケットティッシュを買ってあげたらとても喜んでおり、次登園するときにティッシュを持っていくのをとても楽しみにしていました。

\ 我が家の常備ティッシュ /

献立表を一緒に見る

食べるのが好きな子や、文字を読むのが好きな子には効果的かも?

園の献立表を見ながら「今日カレーなんだって!いいなぁ、ママも食べたかったなぁ」などと言うと、息子は表情が明るくなります。
カレー以外のメニューや、他の日のメニューも見たくなるようで、他のも見せて!と駆け寄ってきます。
大人もレストランのメニューや出前アプリなんかを眺めるのって、楽しいですよね☺️それと同じ感じなのかな?と思います。

そして具体的に自分が園で給食を食べているイメージがわいて、行こうという気になるのかもしれませんね。

お友達に手紙を書いてみる

息子の場合、お友達の名前を出していくと急に表情が明るくなることがあります。

息子ちゃんは誰と仲良しなの?と聞いて私が知っている限りのお友達の名前をあげていくと、ひとりのお友達の名前を出した時に明らかに表情が明るくなりました。

○○ちゃん仲良し?と聞くと、うん!とお返事が✨
過去に○○ちゃんからお手紙をもらっていたことがあったので、そこですかさずお手紙を引っ張り出してきて見せてあげました。
息子はお手紙を眺めながらニコニコ。
お返事書く?と聞くと嬉しそうにうん!と答えた後にいそいそと紙や鉛筆を準備し
1人だけにお手紙を書くはずが、張り切って最終的には6人のお友達+先生にお手紙をしたためていました😁

翌日は皆に手紙を渡すのが楽しみで、ニコニコで登園しました!

お友達によってはお返事をくれたりもするので、楽しみも倍に❤️
お子さんがお手紙を書くのが好きな場合は、ぜひ試してみていただきたいです。

お守りを持たせる

それでも「行きたくない〜😭」がおさまらない場合、お守り作戦を発動させると落ち着くことが多いです!

明らかなおもちゃなどはNGですが、絆創膏にかわいいイラストを描いて目立たないところに貼ってあげたり、

登園用のカバンにしのばせても差し支えないくらいの紙切れに好きなキャラクターやお手紙を書いてあげると、特別感があって嬉しくなるのか、喜んで登園してくれます。

うちの子の場合、「みんなには秘密だよ!」という言葉を付け加えるとより効果的でした🤭

息子の場合のワクワクの種について綴ってみましたが、何に興味があって何にワクワクするのかはお子さんによって様々だと思います。
ぜひお子さんのワクワクの種を見つけて、たくさん仕込んであげてください。

そしてこのワクワクの種は、登園しぶりが発動してからではなく先手を打って先に仕込んでおくのがおすすめです!
行きたくない!モードになってしまうと、何を言っても受け入れられない場合も多いですからね‥。

\ 大人もアガる♥かわいい絆創膏 /

対処法④ 可能なら休ませるのもアリ!

子供は休みたいと言っているけど、一度休ませたら休み癖がついてしまうのでは?甘やかしすぎかな?と悩んでしまいますよね。
個人的には、親が家にいられる状況なのであれば休ませるのもアリだと思っています。

実際に息子は登園しぶりで大泣きをした日、たまたま風邪をひいていたので休ませたのですが、「今日お休みで良かった~♪」と何度も言っていました^^;
そしてその日を境に、登園をする日の前日夕方頃から大泣きをするような渋り方はしなくなりました。
「お休みしたい気持ちをママに尊重してもらえた」という事実が、息子に大きく作用したのかな?と感じています。

しかし、子供が休みたがる度に休んでいたのでは共働き世帯は成り立ちません。
どうしても園に預けないといけない場合は受容と共感とワクワクの種の仕込みをして、園の先生に可能な限り詳細に報告をしておくと良いと思います(コレが嫌だと言っている、家ではこんな様子だった など)。

HSCの登園しぶり対応 注意点

注意点① HSP親×HSC子の組み合わせに注意

登園・登校拒否をするお子さんがいるとき、気をつけたいのがHSP親×HSC子の組み合わせです。

非HSP親と違って自身もHSPである親御さんは、子供の気持ちがよくわかる分、自分と同じような気持ちを味合わせたくないという思いが強いです。
それによって子供が登園拒否や登校拒否をし始めた際に過保護、過干渉になってしまうことも多いらしく、子供にとって良くない影響が出ることもあるのだとか。

そしてHSCは親の気持ちを汲み取るのが上手なので、自分のことを心配してくれるママパパをこれ以上困らせたくないという気持ちから、無意識のうちに心配する親に縛られていくケースも珍しくないそうです。

子供の気持ちがよくわかる分、責任感が強いHSPママパパさんは登園・登校拒否などの問題を自分たちの力でどうにかしようと頑張りがちです。
しかし、それが子供にとって悪影響を及ぼす場合もあると覚えておきましょう。

子供と親以外の大人(先生など)を信じて、思い切って子供から一定の距離をとってみるのも一つの手かもしれません。

注意点② 笑顔で送り出そう!

そして私が気をつけているのが、親が子供の気持ちに引っ張られて悲しそうな顔や不安そうな顔をしないことです。
そして心の中では罪悪感に苛まれてしまっても、「ごめんね」という言葉は使わないようにしています。

👆こちらの記事の「マインド編」にも記述していますが、保育園で子供と別れるときにママやパパが不安そうな顔をしていたら、子どもたちは「ママやパパが不安になるような事態なんだ!」と感じ取り、ますます不安になってしまいます。

特にHSCなら尚更親の不安な気持ちをキャッチしてしまいます。
親としては辛い場面ですが、子供が園で楽しめるよう、最高の笑顔で送り出しましょう。

子供の登園しぶり 対処法&注意点【まとめ】

今回は、HSCであると思われる息子の登園しぶりを通して、繊細ちゃんの「保育園行きたくない!」の対応と注意点について学んだことや気づきをまとめてみました。

  • 普段から子供をよく観察し、何が苦手で何が好きなのか理解しておく
  • 子供のありのままを受け入れ、共感する
  • 登園しぶりが発動していなくても、日頃から園生活が楽しみになるような声かけをする
  • 可能なら子供が納得するまで休ませるのもアリ!
  • 園の先生と連携して子供のフォローをする
  • 親がHSPの場合、過保護・過干渉にならないよう注意する
  • 楽しんでね!の気持ちで笑顔で送り出す

以上のことを気をつけながら、ぜひ繊細ちゃんが楽しく登園できるように働きかけてみていただけたらと思います。

登園しぶりに関しては私もまだまだ対応を模索中ですので、ぜひ良い対処法などあればコメントなどでお知らせください🙇‍♀️

全ての親子が毎朝ハッピーに一日のスタートを切れるよう、祈っています✨

参考文献

児童精神科医の長沼睦雄先生著のHSCに関する本。
日本では数少ないHSPの臨床医ならではの観点で、HSCとはどのようなものかが綴られています。
そしてHSCの持つ繊細さが持ち味になるように、本人が幸福に生きていくために、周囲の大人はどう接していったら良いか、わかりやすい事例を用いながら解説されています。

HSP親×HSC子のご家庭にも、非HSP親×HSC子のご家庭にもぜひ読んでみていただきたい1冊です。

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 子育てブログ 子育てライフへ
にほんブログ村

最後までご覧いただき、ありがとうございます!
☝よろしければポチっと応援よろしくお願いします✨

コメント

タイトルとURLをコピーしました