こんにちは!
HSPワーママのおみこです。繊細男児を育てています。
今回はHSP女子(?)歴35年の私が、HSPと思われるパートナーをお持ちの男性へ向けて、繊細な奥様や彼女さんへはどう接したら良いのか、という疑問を解決できるような内容を綴っていきたいと思います。
この記事を読んでいるあなたは、HSPと思われる妻や彼女さんの性質を理解して、より良い関係を築きたいと思っていらっしゃるのではないかと拝察します。
そのお気持ち、本当に素晴らしい‥!
ただ、ご留意いただきたいのが一口に「HSP」と言っても本当に色んなタイプの方がいるということ。
見るからに大人しくて繊細そうな方もいらっしゃれば、傍目には繊細というより社交的でバイタリティに溢れた方もいらっしゃいます。
私の体験談や、私の周りにいる繊細妻さんの体験談をもとに綴っていくので、全てのHSPさんには通用しない可能性もあることをご理解いただいた上で読むことをおすすめします。
しかし、HSPのパートナーを待つ方々にとって、HSPの思考や、されて嬉しいことのヒントになればと思っています。
HSP妻としての本音も赤裸々に綴っていますので、良かったら最後までご覧くださいね。
1人の時間を大切にしてあげよう
HSPさんにとって、「1人の時間」はオアシスです。
HSPは様々な音や香り、光や人の表情などのたくさんの情報をキャッチするだけではなく、それについて深く考え処理をする性質があるので、
本人の自覚がなくても基本的に疲れやすい方が多いです。
五感が優れているというよりは、人より多くアンテナがあって、アンテナに引っかかったものを深く処理してしまう(やらなくて良いのに)というイメージです。
なので、1人で心と身体を休める時間は周りが思っている以上に大切なのです。
1人の時間を好むパートナーを見て、「2人で一緒にいるの嫌なのかな?」とか「倦怠期かな‥」とか思われることもあるかもしれないですが、そうじゃないんです!
ただただ自分を癒す時間が、HSPさんには必要なのです。
人と関わることは大好きなのに、身体がついていかない💦という方もいます。
なので、パートナーの方が1人の時間を持ちたいと言っていたら出来る限りそれを尊重してあげるのが良いかと思います◎
また、1人でゆっくりしたいと思っていても、相手に遠慮して言い出せないHSPもいるので、休日などは2人で過ごす時間だけではなく、お互いが自分の趣味を楽しむ時間をあえて作るのも良いかなと思います。
ちなみに私の夫は趣味としてマリンスポーツを楽しんでいて、月に2〜3回くらいの頻度で休日は出かけていきます。
半日くらいは自分の時間ができるので、子どもができる前はゴロゴロしたり読書したり、漫画を読んだり自然の中を散歩したりして、日常生活の疲れを癒していました😌
新しい世界に連れ出してあげよう
先程、HSPさんは様々な刺激で疲弊してしまうので1人の休息時間が必要という話しをしました。
なので、今回の見出しに「???」と思っている方もいるのでは。
些細なことで疲れやすいという自覚がある繊細さんだからこそ、新しい世界に飛び込むのは結構勇気がいります。
HSS型HSPと呼ばれる、「刺激に弱いが好奇心旺盛で刺激を求める」というHSPの方もいますが、
HSPという概念を提唱したアーロン博士によると、このHSS型HSPはHSP気質を持つ人全体の30%ほど。
HSPは5人に1人の割合なので、この割合がいかに少ないかがよくわかります。
なのでほとんどのHSPさんは、未知の領域になかなか足を踏み出せない傾向にあるのではないでしょうか。
もちろん自分の好きな領域だけを楽しむのも良いのですが、そうするとどうしても視野が狭くなっていってしまいます。
無理のない程度に、パートナーの方が新しい楽しみを共有してあげることで、HSP妻・彼女さんの世界は広がっていきます😊
と言っても、何かすごいことを始めなくちゃと思ったり、緻密なプランを立てるような必要はありません。
「近所に新しいラーメン屋さんができたから行ってみようよ!」というようなライトなことで十分!
実際に私は一人暮らしをしていた独身時代に、魅力的な飲食店が立ち並ぶエリアに住んでいましたが、なかなか自分で新しいお店を開拓する気になれず
コンビニや知名度の高いチェーン店ばかり利用していました^^;
しかし、そこに現れたのが今の夫。
新しいことや楽しいことが大好きな彼は、新しい刺激に尻込みしてばかりの私を引っ張り上げ、美味しい飲食店を開拓してくれました。
また、それだけでなく彼の趣味であるマリンスポーツの体験教室にも連れて行ってくれて、なかなかできない体験をすることができました!
自分だけだったら絶対に知り得なかったことをたくさん教えてもらって、世界が広がったのを感じています。
皆さんにも、ぜひお互いが楽しいと思えるような未知の世界を楽しんでほしいなと思います。
協力できることある?と聞いてみる
HSPさんは総じて、周りに甘えたり頼ったりすることが苦手です。
「あの人も忙しいのに、これを頼んだら大変だよね」「迷惑かけるくらいなら自分でやろう」など、頼む前から色々なことを頭の中でシュミレーションして、結果頼まない、という方が多いのではないかと思います。
しかし、人の気持ちや境遇を考え過ぎるが故に自分の中で勝手に色々抱え込み、ストレスを溜め込むのがHSPさんなのです。
ストレス溜めるくらいなら言ってよ〜と言いたくなるかとは思うのですが、それがなかなかできないのです‥。
なので、そういった気質であることを理解した上で、パートナーが平気そうに見える時であっても「何か手伝えることある?」など聞くようにしてあげると、HSPさんは心の底から安心できると思います!
決してHSP側(?)に楽をさせて欲しいいう考えからではありませんよ><
HSPさんは色々気がついてしまうが故に「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」とHSPさんの頭の中は常にゴチャゴチャしています。
そんな時に「何かやろうか?」と気遣ってくれる味方がいるという事実が、繊細さんにとっては心底安心するのです。
ですが、「全部やってあげなきゃ」と気負う必要は全くありません。
少しご自分の手があいたときや、パートナーがちょっと忙しそうにしてるかな?と感じた時などに「何かする?」と聞いてみるだけで、HSP妻・彼女さんからの信頼度がぐんとアップすると思いますよ☺️
自分の元気がない時、可能な範囲で相手に理由を話す
HSPさんは人の表情や醸し出す雰囲気にも敏感です。
自分以外の誰かが叱られているのを見た時はまるで自分が叱られているような気持ちになるし、誰かが不機嫌な顔をしていればいち早く察知します。
なので、パートナーが暗い顔をしているととても気掛かり。
「私、何かしたっけ?」「あの時のこと怒ってるのかな‥?」と内心焦り、自己肯定感の低さ故に自分に原因があるのではと考えます。
もちろん当人同士の問題があってそうなっているのであれば、話し合うなりケンカするなりで解決すれば良いと思うのですが、そうではない場合、差し支えない範囲でご自身に元気がない理由を話しておくことをおすすめします。
「仕事が忙しくて‥」や「寝不足で」など、本当の理由を伝えるのが憚られる場合は嘘でも良いので(笑)何か伝えた方がHSPさんは安心できると思います。
自分の元気がないのに、パートナーのメンタルケアまでしなくちゃいけないの?と思われる方もいるかもしれませんね💦
HSP妻・彼女さんは、どんな時でも自分のメンタルを気にして欲しいわけではありません。
ただただ周りの人のネガティブな感情に敏感で、そして自己肯定感が激低なだけなのです。
「君は悪くないよ」などとフォローする必要はありません。ただ、あなたが不調なのであれば、差し支えない範囲で理由を伝えてあげると不調の原因がわかって、お相手も不必要に不安になることがなくなるかと思います。
もし良かったら意識してみてくださいね。
サプライズをする場合はやり方に注意!
HSP妻・彼女さんは周りの視線にもとても敏感です。
HSPあるある的な具体例を挙げると、
- 職場で電話に出る時、周囲に聞かれている気がして落ち着かない
- 1対1の会話は好きだが大人数の会話が苦手
- 人に見られていると思った途端、いつもできていることができなくなる
などですね。
ですので、せっかく奥さんや彼女を喜ばせようと思ってサプライズを企てても、場合によっては裏目に出てしまうこともあると覚えておきましょう!
ちなみに私の場合‥
- レストランで食事中、急に暗くなりバースデーソングからのケーキ登場
- 他の通行人から丸見えのイルミネーションが綺麗なフォトスポット的な場所で抱擁
以上の2つがほろ苦い思い出として残っています‥😇
もちろん嬉しいんです。嬉しいんですが、それ以上にどーーしても恥ずかしさの方が勝ってしまうのです‥!
大好きな彼や旦那様が自分のためを思ってやってくれていることなので、表面上は笑顔で喜んでいるように見せようとする方が多いかもしれませんね。
が、もしかしたら内心恥ずかしくてそれどころではないかも、ということを頭の隅に置いていただくと良いかなと思います。
感受性の豊かさを尊重しよう
HSP妻・彼女さんと一緒にいて、「こんなことで泣くの?」「悩むほどでもなくない?」「ちょっとしたことでめちゃくちゃ怒っている!」と思ったことはないでしょうか?
それは彼女たちが繊細過ぎるが故かもしれません。
現に私はカルガモの親子のニュースを見ただけで感動して泣けてくるし、誰かがちょっとしたルール違反をおかしただけで烈火のごとく怒っていることがあります^^;
そんな時、パートナーとしては「そんなことで?」とか「気にしすぎ」などと思われるかもしれませんね。
どう反応したら良いか困っている方もいらっしゃるでしょうか。
しかし、その気持ちをHSP妻・彼女にそのまま伝えるのはやめておいた方が賢明です(><)
ほとんどのHSPさんは子どもの頃から感受性の高さ故に、周りから「気にしすぎ」「変わってる」などと言われ続けてきた可能性が高いです。
なので、自分が人と少し違うのは重々承知しているし、改善できるものならしたいと常々思っています。
でもそれは生まれ持った気質なので、改善どうこうの話しではありません。
誰より本人が1番それを気にしているので、大切なパートナーから「気にしすぎ」などと言われてしまうと、大きなショックを受けてしまう可能性があります。
そして厄介なことに、HSPさんはちょっとした否定の言葉(言った本人に否定の気持ちがなかったとしても)を敏感に拾い上げ、自分の存在を全否定されたような気持ちになってしまうことが多いのです…!
なので、彼女たちの感受性の豊かさを受け止め、余裕があればプラスの声かけをしてみてください。
具体的には下記のような感じです。
■よくわからない場面で感動して涙を流しているとき‥「優しいね」「感受性が豊かで良いね」
■誰かがルールを守らなかったなどで怒っているとき‥「正義感が強くて良いと思う!」「しっかりしてるよね」
■些細なことでくよくよしているとき‥「人のことをそこまで考えられるなんてすごいよ」「それは辛かったね」
もし繊細な奥さんや彼女さんとのやり取りの仲で迷うことがあったら、参考にしてみてください😌
繊細すぎるHSP妻・彼女との接し方【まとめ】
今回は繊細で敏感なHSP妻・彼女のパートナーである方へ向けて、HSPの特徴や付き合い方のヒントをまとめてみました。
HSP妻・HSP彼女との接し方
- 一人の時間を大切に
- 新しい世界に連れ出してあげよう
- 協力できることある?と聞いてみる
- 時分の元気がないときは理由を言っておく
- サプライズするならやり方に注意
- 感受性の豊かさを認め、プラスの声掛けを
ここまでお読みいただいて、もしかしたら「繊細すぎて面倒‥」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね^^;
色々好き勝手に書かせていただきましたが、ここに書かれてあることをすべて実行しなくちゃ!と思う必要はありません。(こんなこと言ったら本末転倒ですが…)
あなたは彼女の親でも先生でなく、パートナーです。
私は夫のことを、この混沌とした世界を生きていくために必要な、人生のパートナーでありチームメイトだと考えています。
パートナーやチームメイトに必要なのはノウハウや知識ではなく、相手に対する尊敬の気持ちと愛情ですよね。
繊細さゆえに誰かに心を開くまで時間のかかるHSPさんですが、そんなHSPさんの大切な存在となっているあなたは、きっと心優しく魅力的な方なのでしょう。
そんなあなたと、いろんなことに気づける繊細さんのお二人であれば、私がお伝えしたような細々したことを気にせず、お二人だけの関係性を楽しみながら過ごしていくことができると感じています。
それでも何か繊細さで困ったことがあれば、「そういえばあのブロガーがあんなこと言ってたなぁ」と、頭の片隅で思い出していただけたら幸いです。
パートナーの繊細な気質を一緒に楽しみながら、お二人が毎日を穏やかに過ごされることを祈っております!
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